夜襲

モソの中の人

2006年12月28日 07:33

タチウオ狙いで、那覇沿岸を彷徨ってみた。

今年はオニヒラもそうなんだけど、タチウオ不発っぽい。
昼夜関わらずあまり釣れてない。

昼夜というと、タチウオの常識では「?」となってしまうかもしれないけど、自分の経験では底質が砂泥で3m以上の水深がある場所で、ベイトが豊富なら昼間でもタチウオが釣れると思っている。
タナさえキープできればの話ね。

いつもの場所は釣り人が入っていたので、いつもは行かないポイントへ。


釣り人が少ない。
早速シーバスタックルを準備。1オンスまでキャスト可能なシーホーク80L強めのタックル。
ルアーもいつもより重くて大きなジグヘッドに、20cm近くあるデカいワームを付けた。


ルアーは飛べば飛ぶほど、探れる範囲が広がる。
ただし、近くで群れる魚もいるので、必ずしも遠くが良いとは限らない。正確さや手返しの関係もあるから、自分は上手く使い分けるほうがいいと思っている。
タチウオに関しては、沖側にとびっきり大型が居るケースが多い。
重めのルアーでPE0.8号のぶっ飛びタックルは効いた。


キャスト1投。
軽く投げても相当飛ぶ。

「ガンッ!!!」

強い衝撃とともに、ワーム後部が消えた。
鋭く輪切りにする歯形。タチウオでほぼ間違いない。

逃がした魚はデカいというけど、今までにない感触だ。
こんな切断され方は初めてだ。


ルアーを交換しに車まで戻ると、別のタチウオ狙いの人がやってきて場所を取られてしまった。
しばらく側で投げさせてもらったが、投げにくいうえ、よさ気なポイントを狙えない。


場所を移動してキャスト。
指に激痛が走る。


細いPEラインで重いルアーの組み合わせは、時に凶器となる。
指先に切り傷が入った。車に救急セットを置いていたので、すぐに対処。


さらにキャストを続けると
「ガン、ガン、ガン」と連続的にアタリがあった後、「フッ」と軽くなった。

3匹以上のタチウオが連続して噛み付いて、最後の1匹がライン側に噛み付いてしまったのだろう。
軽いジグヘッドしか無かったので撤収。


大きめのワームの効果も大きいが、ダメージも大きい感じだ。
デカいヤツが食ってくるものの、すぐに切断されたり、一本のルアーに何匹ものタチが食ってルアーを持っていかれたりする。ちと工夫が必要そうだ。
そうそう。グローブも必須。


今日は飲み会、明日も飲み会。
出撃は明後日か・・・残念。
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