昼過ぎから嫁さんと娘を連れてドライブ。
公園もあって眺めもいい倉敷ダムを目指した。
倉敷ダムを目指した理由は、親水公園の水辺に生えている水草について調べてみようと思ったから。
以前その水草を見たときは、何とも思っていなかったのだけど、あれは
「バコパ」とかいうヤツと、
「クリプトコリネ」の仲間だったのでは・・・?と思うようになったので、それを確かめたかった。
天気もよく、昼間は少々暑かったものの、到着する頃にはいい気温になっていた。
風向きの関係で近隣の産廃処分場(何社かある)からの臭いがなく、久しぶりにいい空気が吸えたと嫁さんも喜んでいた。
散歩しながらダム湖のそばを通ると、なにやら魚の姿。
動きを見てすぐにわかった。テラピーじゃない。
そして、胴体の黒いラインと先端が黒い尾びれ・・・
バス(ラージマウス)だ!!
しかも、何匹もいる。目視した限りでは8匹ほど見えた。最大40cmくらいかな。
天気がよかったので、暖かいところに浮いてきたらしい。
しかし、以前にも言ったとおり、
倉敷ダムは釣り禁止!!!
ぜったいに釣りしないでよ。
ダム事務所はバス狙いで進入してくるアングラーにも相当困っているらしい(元ダム事務所に勤めていた友人談)。
警察沙汰も何度かあるそうだからさ。
ただ、ダム事務所はバス自体の存在にも危機感を募らせているようで、以前ブログで紹介したとおり、放流禁止を呼びかけるパンフを作ったり、定期的な調査を行っている。
そこでダム事務所(県)に提案なんだけど、久米島でのイベント(ハッピー・エコ・リュクス)で行ったように、バスの天敵としてアングラーを投入するということはできないだろうか?これほど効果的な作戦ってないような気がするんだけどね。
当然、リリース禁止(キャッチ&イート)はもちろん、安全面(アングラーのライジャケ着用義務のほか、水質に影響する鉛を使用しないなど。)に対して考慮する必要はあるけどさ。
常に立ち入りを許すというわけではなくて、事務所が管理できる期間・・・たとえば年に1回に大会として行ってみるとか。
定期的に行われているバス生息調査にアングラーを参加させるというのもアリじゃないかね。
久米島での前例もあるので、もう少し安全対策を詰めれば、環境学習とあわせて行うこともできるだろうし、ダムの水質ならバスも美味しく食べられるだろうし。
自分が思うに、環境保全活動にせよ、アングラーの理念にせよ、どちらも一方的な考え方を押し通したり、それを訴えるだけでは進展はほとんどないと思う。
しかし、お互いどこか妥協して、解決策を考えようとすれば、ものすごく前進する。
これは、ハッピー・エコ・リュクス(プレイベント含む)に参加してもっとも感じたことだわけさ。
バスの群れの近くを泳ぐデカいミドリガメ(ミシシッピアカミミガメ)を発見。ちなみにこれも外来種です・・・。
「肉食・悪食は悪くて、それ以外は大丈夫」という偏見が一番危険だと自分は思っている。
似たような種類による「競合」も生態系を狂わす大きな原因なんだからさ。グッピーだってメダカの天敵になっている・・・ということは、熱帯魚の飼育があたりまえのように行われている陰に隠れて、あまり知られていない。
さてさて、本来の目的を大きく脱線。
水草の話は・・・また明日にでも。