現在運行中のSEA SNIPER。
12月くらいで営業終了しようかと検討しているわけさ。
理由は色々。
1.労力のわりに儲からない(笑)
予約が入っても、気象の影響をもろに受ける糸満では、ちょっとした荒天で中止になる。
2.刺繍がめっちゃ忙しい。
お客様からの問い合わせや調整メールにまともに返せてない状況・・・
船に掛けている時間も惜しくなってる。
3.魚がいない。
ターゲットというよりも小魚とかがいない。
底物を食べてる魚が殆どで、底を叩く釣りをしないといけない。
何か違うな~と思い始めてる。
年々明らかにボイルが減っていて、ベイトの群れも小さく局所的になっている。
自分がルアーを始めた頃、まだ情報が少なくて、ガーラはガーラ、ロウニンとかオニヒラとか分けることもなかったし、ガーラはボラが好物なんだっていう時代だった。
安里川でアシチンが食われていたり、ミジュンで爆発するようなナブラが出たり、激しいボイルの下でごく小さなシラスをローリングして吸い込んでいるオニヒラがいたり、そういう事を観察しながら、仲間とともに魚の習性や生態系に基づいたパターンを開拓してきたつもりでもある。
釣り魚ばかりに目を向けてしまうと気づかないけど、食物連鎖のサイクルを読み解いて釣りをすると、釣り方もわかるし、どうすれば魚を増やすことができるのか、という事がわかるようになってくると思う。
釣り魚の放流やリリースも大事だけど、本当にリリースした魚が体力を回復するだけの餌がいるのだろうか?
水質さえ良くなれば、資源が回復するのか。
観察眼をもって釣りをしているならば、恐らくちょっと考えれば見えてくるはず。
魚が減っていることを危惧している釣り人は非常に多い。
だけど、BIGINの歌のように、どうすればいいのかわからない人がほとんどだと思う。
魚を釣るために鍛えてきた観察眼や、仲間とともに開拓してきた技術を、魚を増やして、アドレナリンが出まくる環境を整えることに応用できると思っている。
そして、環境の側から釣りを考察できる釣り人を増やすことで、環境に貢献できるのではないかと思うわけさ。
環境問題、エコという言葉も何かの道具にされてしまっている印象を受けているのだけど、普段から自然に接している釣り人だからこそ見える真の部分があると思う。
こういう事もはじめると、益々時間は足りないし、何かを削らないといけない。
やはり船を削るのが一番かと思っている。
船を辞めたからといって、釣りをやめるわけではないよ。
釣りして遊ぶし、陸っぱりガイドは経験を活かしてちょくちょくやるはず。
「これからも釣りを楽しみたいから、環境を大事にしたい」
ぼびぃさんから教えてもらったことだけど、自分も実行したいし、安里川環境釣り大会もその一歩だと思っているわけさ。
ヤマハSRV20 (年式確認中)
定員5名(旅客4名+船長1名) 限定沿海
船検2011年5月
70馬力2スト船外機
イケス付き 停泊等、航行灯あり。
法定備品一式(ライフジャケットベスト型5着・救命浮環・信号紅炎、係留時黒球、工具類、アンカー及びロープ、パラシュートアンカー)
GPS魚群探知機200khz
海図一式
船台なし
糸満フィッシャリーナに係留の場合要保険・係船料別途
現状渡し
引渡し時期今年11月以降
希望価格55万
※その他条件については要調整
これから船を始めたいという方、SRVは入門艇にお勧めとのことですよ。
ご検討よろしくです。