釣り漫画@沖縄　-sacomﾌﾟﾛｼﾞｪｸﾄ-

釣りを始めたのは小５のときで、おじさんに釣れていってもらっていた。
大人になるまでは赤虫針で小魚を釣るのが楽しかった。
港では赤虫針と大粒刺しアミでいろんな魚が釣れた。





中途解雇で仕事がなくなったじいちゃん。
退職金はそれなりにあったらしい。
でも医療費で、退職金も使い果たしたらしく、バブル直後で親もローンの支払いに追われていた。

高校生からバイトをはじめ、社会人になってしばらくまでは生活が全く安定しなかった。

高校生のときはサバゲーにはまり、エアソフトガンやら装備を集めながら、家にお金を入れて学費も全額自分で払った。
趣味ができたのはよかったと思う。
２年まではバイトをやめろといわれていたが、成績を落とさなかったので３年になってからは専門教科の先生たちからは応援された。
（特にじいちゃんと同じく軍雇用員だった土木の先生が一番応援してくれた）


ルアーにはまったのは社会人になってから。
多少余裕ができ、原付を買って足ができてからは、ルアーばかりやっていた。
それまでは「ルアーとかかっこつけすぎだろｗ」という感じだったが、ルアー１個さえ高価な釣りなので、お金がないからやりたくてもできなかった。

ルアーをはじめてからは、安く済ませようとハンドメイドルアーを作りはじめた。
胃袋から出てきた魚を作るわけだから、それはバカみたいに釣れた。
20年前は今よりも魚がいたから、どうすれば釣れるのか研究することもできた。

その後脱サラし、船を買って３年ほど釣り船をやり、現在に至っている。
思いつきで漫画書きをはじめ、今でも絵は自身がないが、ネタだけは大量にストックしている。
ラッキーキャッツルアーフィッシングスクールは、この経験がなければ絶対に描けない物語だった。


うちの子供はラッキーキャッツや、参考資料とさせていただいている近年の釣り漫画群を見て、やたらと釣りがしたいと言うようになった。
用語も漫画から覚えている。
ただ、一人で釣りに行かせるようなことはしないし、目の届くところで釣りをさせている。
安全管理は徹底しているし、ビビりだから一人で行くこともない。
最近は一人でキャスティングできるようになり、釣り仲間のじゃんけん大会でGETしたABU506を自分のもののように扱っている（笑）


昨日、友人たちとのキャンプがあり、一度帰宅してまた合流し、河川に釣りに行った。
キャンプは春休みということと天気がよかったこと。また、アニメの「ゆるキャン△」の影響もあり、かなりの人だった。


都市河川もどこに行っても多くの釣り人がいる。
特に若い人・・・中高生が増えた。


つくづくオッサンになったなと思うのは、若い釣り人のマナーがとても気になる。
では我々が完璧かというとそんな事はなく、我々も好き放題して、怒られて今に至っている。

若い釣り人が好き放題やっているのを見ると「また釣り禁止になるのか」とヒヤヒヤしている。
みんなそういう危機感に直面し、反省して、管理者や周辺住民と上手くやってきたから今でも釣りをさせていただいている。


今の若いアングラーは、親や親戚、先輩から教わるのではなく、youtubeから入っているケースがかなり多いらしい。
だから親や見ている大人が釣りのこと。釣りのルールや安全管理を知らない。
少し考えればわかりそうなものだけど、残念ながら当たり前のことに気づけないのが現実だと思う。


昨日は、子供が木にひっかけた仕掛けをおじいちゃんが上って取ろうとしている光景を見かけた。
深みにドボンするか、それとも干上がった岩に叩きつけられるか。
見ていられない状態だった。


私が釣りをはじめた時は、釣り針や竿の管理が悪ければ、親やおじさん達に注意された。
今は注意する人がいない。
そもそも大人が釣りを知らないから。
youtubeで配信する人や釣り具店も注意してほしいものだけど、人気商売だから、なかなかそうもいかない事情もあるっぽい。

俺らが注意するとヤナジラーする中高生も多いけど、人気ユーチューバーが言ったら一発で聴くと思うんだけどな…。



釣りを楽しむ子供を持つ、釣りを知らないお父さん、お母さん。
お願いが。



一つはライフジャケットを買ってあげてほしい。
釣りの死亡事故で一番多いのは落水。そのリスクを減らせるから。
もちろん買い与えて終わりではなく、釣り場では着用させること。


自転車に乗る時は釣り竿をたたませて欲しい。
誰かに刺さったら損害賠償で目もあてられない・・・


そしてラッキーキャッツを買い与えてほしい。
ルアー１個分で釣り方から安全管理、マナーまで解説しているから。
釣具屋で売ってます。





宣伝でした（笑）