釣り漫画@沖縄　-sacomﾌﾟﾛｼﾞｪｸﾄ-

ぶっちゃけ言うと、自分は恋愛に対してかなり奥手だと思う。


高校の頃、はじめての彼女ができるという時に、まわりから見たらいい感じだったにも関わらず、自分はビビってなかなか前進できなかった。
見かねた友達が、自分のケツを蹴ってようやく告ったという感じ。


うちの高校は工業だったので、「工業病」という病気が蔓延していた。女子が少ないので、誰でも可愛く見えるようになるという意味。


コギャルのピークで、ミニスカートが普通になりつつあった。
茶髪に厚化粧。正直ケバい女子もいっぱいいた。ルーズソックスが流行っていた時期でもあったな。

自分が言うのもなんだけど、この娘は学校でも可愛い方だった。というよりも清楚な感じ。他の女子と違い、制服も上品に着こなして、派手な化粧もしない。


そんな娘だったので、男子からは割りと人気があった。
しかし、必ずしもいいことづくめではない。性格が変わっており、浮いていたのだ（笑）


移動は走るか、チャリで暴走。歩くことを知らない。
話がズレている。
飼っている鶏を連れて国際通りへ行き、プリクラ撮影。
　　などなど・・・


この娘は自称「男嫌い」で、近づく男をことごとく蹴散らしていたようだ。
どこぞの男子から交換日記してほしいと言われ、キモいから他の女子に公開日記してやったと誇らしげに語っていた。今となっては個人情報保護の観点から問題があるだろう（笑）


そんな性格だったので、自分がビビってダラダラやっていたのが功を奏した。
工業病に侵されてがっつく男子と違い、ふつうに先輩後輩としてのふるまいがよかったみたい。
あと、共通の話題がエアガンやミリタリーだったのもよかった。


この娘とは、もうすぐ９年の付き合いになる。
今では嫁さん。
かなり変わった性格だし、抜けていることろも多いが、自慢の可愛い妻だ。




嫁と付き合い始めた高校の頃は、サバイバルゲームに燃えていた。
「早く告れ！」とせかした友達。実は、彼もサバイバルゲーマー。
しかし、チームも違うし、戦い方も違っていたのだ。


積極的な彼は、足を生かして敵の裏をかくのが得意なアタッカー。ハンドガン１丁で敵に挑むことも多々あり、それなりに優秀なサバゲーマーだった。
自分はブッシュと同化し、音を立てずに必殺の一撃を食らわすスナイパー。アンブッシュマン（伏兵）などとも呼ばれていた。




恋愛にせよ、サバゲーにせよ、性格が現れるものなのだな。
釣りにも関係あるはずよ。

続く。