2011年01月22日

脂が乗った魚。

南国沖縄の魚といえど、冬になれば身に脂が乗るようになる。



浅い海に生息する魚の身の切り口は虹色に輝き、醤油や煮物には脂が浮く。
沖縄の海の季節を感じさせ、また、繊細な味わいが至福の時間を与えてくれる。




・・・・・


さて、ここで疑問。




冬になると乗ってくる脂は、どこから沸いてくるのか?


餌となっている生き物から受け継がれるのか。
それとも体内で生成されるのか?


餌から受け継がれる油なら、この餌はどこから脂分を得ているのか。
常に脂を蓄えている餌がいて、その季節になると何かが食べて、食物連鎖に組み込まれるのだろうか。

だとすると、やっぱり食物連鎖のどこかの段階で、脂が生成されているんじゃないのか。
植物なのだろうか。菜種油とかもあるぐらいだし。


こういう事を考えると、夜も眠れない(笑)


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Posted by モソの中の人 at 21:25 │海歩っちゃー
この記事へのコメント
例えば…
人間の場合、炭水化物、脂肪、タンパク質(三大栄養素)は摂取、吸収され、肝臓で分解されブドウ糖、アミノ酸、グリセリドになるのだけど、必ずしも脂肪だけがグリセリドになる訳でなく、糖とアミノ酸からでもグリセリドになり、脂肪に再構築出来る(たしか、TCAサイクルだったかな?)ちなみに、タンパク質はタンパク質からだけしか創られないので、しっかりお肉も食べましょう(笑)
ラーメン(炭水化物)好きが肥りやすい。みたいなものです(笑)
魚も同様な肝機能を持ち合わせているのでは?
Posted by ユタ at 2011年01月22日 23:14
ユタ殿>
貴重かつマニアックな情報、ありがとうございます♪
人間に当てはめるなら、アミノ酸とか糖分を含む食物が、海産物にも多くあるとか、これらを多く含む食物を偏食するってことがありそうですよね。

冬になるとパターンが変わるときの、一つの解析要素にならないかな~。
Posted by sacom at 2011年01月23日 17:21
魚の脂ってのは、哺乳類や鳥類の脂とは根本的に違う組成だから作られる過程も違うのかもね。
内臓に脂の塊り(コレステロール?)みたいのがあるのは人間も魚も共通なのかも(笑)
なにはともあれ、今の時期のシイラの刺身は旨い!
Posted by ぼびぃ at 2011年01月26日 22:21
ぼびぃ殿>
なるほど~。魚の脂って、体にも良さそうですね。
小さいシイラ当たりません?
Posted by sacomsacom at 2011年01月27日 21:59