2007年04月20日

浜下り

昼食を食べてから、現場近くの海を見てきた。

浜下り


天気は快晴。
リーフが干上がり、波も比較的穏やかな感じだった。

偏光サングラスが必要なシーズンになった。
偏光サングラスを通して見る海は鮮やかで、リーフエッジの深浅のコントラストが、より美しく見える。
海を眺めては魚影を探したり、魚がいそうな場所を探してしまった。


浜下りにきている人たちも結構いて、沖側に干上がった干瀬(ビシ)に何名か人の姿が見えた。



水難事故があった海は、この海岸の近くだ。
こんなに穏やかに見えるのだけど、わずか一日前には波が荒れ狂い、命を落とす人が出た。
上空には県警のヘリが飛び、注意を促す放送をしている。

TVニュースで見た海は、なぜこんな天気のなか浜下りへ行ったのだろう?と不思議なほど荒れていた。-12cmという潮位は浜下りを待つ人たちにとっては魅力的なのかもしれない。潮が引くということは、よりリーフの遠くへ行けるので、手付かずの獲物を狙える可能性があるからだ。


一見穏やかに見える海だったけど、昨日も波浪警報が出ていたそうだ。友人は無人島渡しに行く予定をしていたのだけど、船が出ずキャンセルになったという。「天気は良いけど、波が荒いので厳しい」という船長判断に、納得した様子だった。



天気が悪いときは海へ行かないのはもちろん、天気が良いときでも天気予報や潮位を十分確認し、ライフジャケットを着用するなど万全な対策で望むようにしたいよね。


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Posted by モソの中の人 at 07:23 │海歩っちゃー
この記事へのコメント
なんとも言い難い水難事故が起こってしまいましたね。
海好きな自分にとって天気の悪い日はタックルのメンテかハンドメ関係をいじくってグッとこらえております。
Posted by サンバイザー at 2007年04月20日 17:30
いや〜 まさかの水難事故がおこりましたね 雨上がって少しの晴れ間に大丈夫と長年の経験とかで判断したんでしょうね 起こってしまった事故にはもう何も言えません 地球温暖化の影響もあるのかな この時期にあの天候はありえない事故の起こった海はよく知ってて釣り、イジャイによく行きます。埋め立て等で以前と比べると海流も変わってきてます みなさんもよく注意して海遊びを楽しみましょう 改めて海の怖さを感じました
Posted by 島の人 at 2007年04月20日 19:45
昼は弁当だったので、近くの海岸で食べて。プチ浜下りしてきた、ヘリが注意喚起して飛んでました、新聞に出ている干潮の時刻は潮が上げ始める時間なのを解ってないんじゃないのかな!新聞とかには書いて無いような気がしたな、、、、、そして10分間のプチ浜下りの獲物は岩に引っかかってたオレンジのミノーでした!
Posted by Dr.k at 2007年04月20日 20:31
サンバイザー殿>
天気悪い日は内業か釣具店やペットショップをうろついてます。
島の人殿>
地元の人でも予測できないってところが怖いですね。地震の津波なんかも突発的なんで怖いです。今日は立ち込んでくるのですが、完全武装で行ってきます。
Dr.K殿>
思わぬ収穫ですね(笑)
ヘリはあちこちの海岸で飛んでたんですかね?
Posted by sacom at 2007年04月21日 12:53
夏場の大潮(干潮)には、昔(10年以上前)から
読谷のリーフでは満ち潮が始まる頃、よくヘリが
リーフに沿って飛んでいましたよ。今でもそうかな?
おそらく西海岸のリーフを回って取り残された人が
いないか確認していたんじゃないかな。
Posted by momo at 2007年04月21日 16:10
momo殿>
昨日見てきましたが、リーフに渡る時深場を歩かないといけない感じだったので、地形的に事故が置きやすい場所だと感じましたよ。
海保や警察だけじゃなく米軍のブラックホークもよく飛んでますね。
Posted by sacom at 2007年04月23日 07:21
読谷海岸の中でも比較的安全な場所で、帰り道を知ってれば、大潮の日で最干から一時間半は遊べるとこなんですけど、前線の通過で、外海の波が高過ぎてリーフまで押し寄せたんでしょうね。  急に風が強くなったと言う事なんで、2月風廻りの時みたいな感じだったと思うんですけど、2件の事故を見て思った事は、両事故とも地元の方じゃないんですよね。  たしかに、遠方からわざわざやって来たとか、さまざまな都合で、その日にしか行けない等もあるでしょうけど、海の状況が悪ければ、止めるのも勇気だと思いますよ。  僕自身も、あの海域に20年以上通ってるんですが、初めての出来事ですね。  自然を甘くみてはいけないと、改めて思いました。  
Posted by GOLGO at 2007年04月23日 14:14
GOLGO殿>
たしかに、止めるのも勇気ですね。
現地まで行っちゃうと、どうしても入りたくなっちゃいますから、天気予報で確認するなどして、家にいる時点で中止するなどしたほうがいいかもしれません。カンバンには事故が多発しているようなことが書いていましたが、事故は初めてなんでしょうか?
Posted by sacom at 2007年04月24日 06:57
説明不足ですみません。 先日のような、海況の急変に伴う事故は記憶に無いんですが、釣りや素潜りの最中に溺れたりっていうのはありました。  あと、僕が子供の頃に多かったのが、米兵が残波灯台付近で、大波にさらわれたり、飛び込んで溺れたりした時の、米軍機からの照明弾を使っての捜索ですね。  オレンジ色に光る夜空が不気味で、親の側から離れられなかったのを思い出します。
Posted by GOLGO at 2007年04月24日 13:33
GOLGO殿>
詳細サンキューです。
昔はあのあたりって飛行場とかあったんじゃないですかね?
灯台で飛び込みって、アメリカ人は恐ろしいことしますね・・・。
Posted by sacom at 2007年04月25日 07:43
ありましたありました。 アリビラ辺りやむら咲き村にかけては、たしか3本の滑走路がありましたし、ミサイル基地もありましたね。  今でこそ整備されてキレイになってますが、昔は弾丸なんかいっぱいありましたよ。 小学生の頃、それを分解して燃やして遊んだりしてましたし、残波で、拳銃を拾って学校にもってきてる子もいました。  今思うと、怖ろしいと言うか、凄い時代でしたね。  不発弾は、今だに海中にゴロゴロしてますよ。  あと、思い出したんですが、年寄等がよく、残波辺りは潜ってるとカマンタ(エイ)が上からかぶさって人を溺れさせるんだって話をよくしてたんで、その話は迷信にしろ、昔も事故は多かったのかもしれませんね。
Posted by GOLGO at 2007年04月25日 08:32